82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/02(月) 20:46:10.16 ID:GS9P37b8o
ワールド「それより……早めに席確保した方がいいぜ。どうやら自由席みたいだし、お前らは前の方がいいだろう?」
タスク「チュミミーン。チュミミ」
ボール「確かにそうだ。目の前にデカいやつがいたら黒板が見えねえもんな。……お、ちょうどよく一番前の席が空いてるぜ! ラッキー!」
ワールド「……それにしても、先生遅えな」
《職員室》
ペラッ ペラッ
ハイエロ「………」
ハイエロ(今年も問題児が多いな。まあ、問題児がいなかったことなんて一度としてないが……それでも頭を悩ませる)
ハイエロ(入学時点で能力が使えるD4Cに、特別入学生のボールブレイカー。そして、アイツの弟ザ・ワールド)
ハイエロ(他にも、一癖も二癖もあるやつらばかりだ。……やっぱり今年も事件が起きるんだろうなァ。校舎は何回壊れるかな……)ハァ
チャリオッツ「おいおい。なーに辛気臭い顔してんだ? ホラ、お前の好きなジュース買ってきてやったから元気だせよ」
ハイエロ「どうもありがとうございます……ってなんだお前か」
チャリオッツ「そうあからさまにガッカリした顔をするな! 悪かったな、カワイイ姉ちゃんじゃなくてよォ!」
ハイエロ「フフ、冗談だよ。チャリオッツがここに来ることは見当がついていたさ。どうせ3年の奴らに追い出されて暇なんだろう?」
チャリオッツ「そうだよ、『後片付けは僕たちでやっておきます』だとさ。気なんか遣わなくてもいいのによ……」
ハイエロ「お前が無神経すぎるだけだ。普通、今まで先生だった人がクラスメイトになったら気まずいだろ」
チャリオッツ「そんな繊細な奴らじゃないと思ってたんだがな……」
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