過去ログ - School Daysより「鮮血の結末」…その後
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/25(日) 22:44:54.81 ID:9FBrt30T0
事件直後、幸か不幸か、付近を通っていた救急車により、
二人は出血状態ではあるものの、致死寸前の状態で保護された。
いち早く気丈に戻った七海が、二人の血液型を救急隊に説明したことにより、
止血処理後、血清がすぐに打たれた。
レザーソーによる創傷は…頸動脈に至るほど深く、
現場には大量の血があふれ出たように地溜まりができていたが、
出血量自体は実は少なく、全血液量の1割にも満たなかった。
そのため、二人とも、一命を取り留めることができたのだ。
七海は震えが止まらない光をかばうため、誠に後のことを託した。

かくして、誠は世界、言葉とともに救急車に同乗し、
彼女らが榊野町にある総合病院の緊急医療室に運ばれるまでを見届けたのだった。
「世界…、言葉…、どうしてこんなことに…」
二人を前にして、誠はつぶやいた。


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