過去ログ - 御坂「そういうことだったわけね」
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26: ◆Sfw.BieP36[saga ]
2014/05/28(水) 15:52:47.36 ID:1wbQNv7I0
枝先の幼さの残る言葉に、木山は答える。
木山「そうだな。余裕があればだな」
枝先「えー、そんな約束じゃ嫌だよ。絶対来るって約束してよ!」
27: ◆Sfw.BieP36[saga ]
2014/05/28(水) 15:53:20.78 ID:1wbQNv7I0
枝先「うーんとね、街を歩いていたら突然地震が起きたの。それで転んじゃって、起きたら真っ暗で何も見えないの」
木山「ふーん、それは怖かったな」
枝先「それだけじゃないんだよ。真っ暗な道を歩いていたら、突然空が青白く光って何も見えなくなっちゃったの」
28: ◆Sfw.BieP36[saga ]
2014/05/28(水) 15:53:54.32 ID:1wbQNv7I0
枝先「送ってくれてありがとう。今度先生のところに遊びに行くね」
木山「ああ、いつでもいいぞ」
枝先は木山に手をふると、寮の方へ歩き出す。
29: ◆Sfw.BieP36[saga ]
2014/05/28(水) 15:54:24.16 ID:1wbQNv7I0
駐車場に車を停めると、運転席を降りる。
駐車場に他の車はなく、木山一人のようだ。
今日は一人で徹夜か、と木山はぼんやり考える。
30: ◆Sfw.BieP36[saga ]
2014/05/28(水) 15:55:05.86 ID:1wbQNv7I0
???「あなたなら分かるはずですよ」
木山「……幻想御手か?」
???「ああ、それもありますね。けれど、もう一つあります」
31: ◆Sfw.BieP36[saga ]
2014/05/28(水) 15:55:31.77 ID:1wbQNv7I0
木山は歯噛みしながらも、相手の言うことに従うしかない。
そして、正面入り口に立った木山はパスコードを言い、相手がそれを打ち込む。
その時に初めて相手の姿を見る。
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/28(水) 19:34:39.58 ID:x+UFkjlQ0
乙 どんな話になるか楽しみ
33: ◆Sfw.BieP36[saga ]
2014/05/31(土) 12:52:00.11 ID:rrKa7IdF0
二日後 ジャッチメント第177支部
学園都市230万人のうち、8割は学生が占めている。
5人に4人は学生というこの街では、学生の自主性が特に求められている。
ゆえに、学生の学校外での活動が盛んだ。
34: ◆Sfw.BieP36[saga ]
2014/05/31(土) 12:52:35.97 ID:rrKa7IdF0
そんな彼らを、学園都市がだまってみているわけがない。
学園都市の治安維持を目的として、学生主体の治安維持組織「警備員(ジャッチメント)」と教職員主体の治安維持組織「風紀委員(アンチスキル)」が結成された。
そのジャッチメントの一支部が第177支部である。
35: ◆Sfw.BieP36[saga ]
2014/05/31(土) 12:53:04.52 ID:rrKa7IdF0
初春「そうですねえ、本当に何もないですねえ」
デスクトップのパソコン画面を眺めながら、初春飾利は固法に同意する。
頭に乗せた花飾りが特徴の初春は、能力はレベル1でありながらパソコンを扱う能力はピカイチであり、本人の知らないところでは「守護神(ゴールキーパー)」と呼ばれていたりする。
36: ◆Sfw.BieP36[saga ]
2014/05/31(土) 12:53:33.61 ID:rrKa7IdF0
白井「こういう時こそ気を引き締めていなくてはならないですの」
初春「別にたるんでるわけじゃないですよ。ただ平和でいいなって言っただけじゃないですか」
白井「確かにそうですわ。でも、そういう気のゆるみが大きなミスにつながるんですの。ちゃんと集中して取り組むべきですの」
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