過去ログ - 少女「魔族の少女が人間に凌辱される社会」
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66: ◆jxGONsB9R6[saga]
2014/06/01(日) 02:24:31.75 ID:6gm6a+AZo

少女「……忘れては、なかったと思います――――けど」

少女(無意識に……? いや……無いと思う、けど)


少女「…………」

女探偵「まあ、……仕方ないよ…………」


女探偵「一年間も……ずっと一人で、追われて、旅してきて……」
女探偵「そこにつけこむように、信じてもらってる負い目はあるのよ。――ごめんね」

少女「…………」

少女「―――いいえ」


少女「……私が、自分で――信じるって決めたんです……」

少女「たとえ裏切られても、――――恨んだりしませんよ」


女探偵「…………そっか」

女探偵「信じてくれ……とは言わない。けど、弟は良い子だよ」


女探偵「『君を守る』は正直、予想外だったけど……本気で、言ってると思う……」

女探偵「女の子の気持ちに鈍感過ぎるのが、まあ、弱点ではあるかな…………でも」

女探偵「……少女ちゃんが助けてって言ったら、きっと助けてくれるから」


少女(…………ふん……)


少女「信じるなって言ってるのか、信じろって言ってるのか、分かんないですよ?」


女探偵「ああ、ごめん」

女探偵「もちろん――信じて欲しい、よ。……でも、疑うのも……忘れないで」


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