過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
[saga]
2014/05/29(木) 20:16:44.22 ID:Uj41ozq/0
肩を震わせる雪ノ下に、愛らしさを感じてしまうのは、
俺にSッ気があるからではないはず。
あれだ、好きな子に意地悪したくなるってやつだと思う。
雪乃「あたな、わかってて言ってるんでしょ。」
ついに我慢できなくなった雪ノ下は、こちらを振り向き、俺を睨めつける。
その表情に、どきりとしてしまった快感は、言わないでおく方が賢明なようだ。
それよりも、これ以上ひっぱると、あとが怖い。
いや、まじで喧嘩だけはしたらいけないって、心に決めている。
あの精神を削られるような攻撃は、雪ノ下家の秘儀だと思うよ。
八幡「悪かった。」
雪乃「もう一度言ってくれないかしら。」
おずおずと俺の胸に手を伸ばし、手のひらを押しあててくる。
そして、俺は、そのいじけた可愛い顔を喜ばせるために
雪乃が望んでいる言葉をささやくしかない。
八幡「悪かったな、雪乃。ちょっとからかいすぎた。」
雪乃「今回のところは許してあげるわ。
だけど、八幡のせいで由比ヶ浜さんは少し待っててもらうことに
なってしまったわね。」
八幡「それは仕方ないな。」
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