過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2014/11/13(木) 17:31:46.01 ID:II7GFxdy0
結衣「そうだよ」
雪乃「そう・・・・・」
雪乃は由比ヶ浜をやんわりと引き離すと、顎に手をあて思案する。
その間、数秒。即断した雪乃は、由比ヶ浜の手を引いて、歩きだしていた。
雪乃「湯川さん。ここはまかせるわ」
湯川「はい」
雪乃「由比ヶ浜さん。私は安達弟の事は覚えていないし、うまく話をする自信もないの」
由比ヶ浜は、手を引かれるまま、雪乃の言葉を待つ。
雪乃「私は、誰にであっても物怖じしないで話ができる由比ヶ浜さんを尊敬しているわ。
だから、期待してもいいかしら。彼と面識がある私が話をするきかっけを作るわ。
でも、その後の話は出来そうもないから、由比ヶ浜さんに任せても」
結衣「任せておいて」
由比ヶ浜は、歩く速度を上げ、雪乃の隣に並び立つ。
大学では、いつも雪乃に勉強の世話になってしまっている。
雪乃も自分の勉強に忙しいのに、嫌な顔を見せたことがない。
だから、雪乃が素直に頼ってくれることは、なによりも嬉しく思える。
由比ヶ浜は、雪乃が損得で由比ヶ浜の友達をしていないってわかっていても、
頼られたことが心地よく感じられた。
雪乃は安達弟の前に躍り出ると、由比ヶ浜と二人で映画館から出てくる客からは
安達弟が見えないポジションを選びとる。
安達弟の方が背が高く、安達兄に気がつかれてしまう恐れもあるが。
まずは安達弟の動きを抑えなければ作戦が崩れ去ってしまう。
雪乃「安達君・・・ですよね?」
安達弟「あっ、雪ノ下さん」
雪乃「安達君も映画ですか?」
安達「えっと・・・、そんなところかな」
安達は予期せぬ来訪者にうろたえていた。それも、普段声をかけても邪険に扱われていた
相手ともなると、緊張と警戒の色が混じり合っている。
雪乃「私は、友達と遊びに来ていて」
安達弟「へぇ・・・」
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