過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
1- 20
461:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2014/11/13(木) 17:37:46.75 ID:II7GFxdy0

陽乃さんに、SFCメンバー。多勢が弟を囲んでいる。

それに気が付いた弟は、逃げ出そうとするが、SFCメンバーが壁になる。



陽乃「説明してもらえるかしら」

陽乃さんの迫力に弟の勢いは止まる。兄の元へと戻ると、俯き加減で話しだした。

安達弟「SFCを作った経緯は、兄ちゃんが話した通りだよ。

    妹の方に話しかけても邪険に扱われて、取り合ってさえもらえなかった。

    しかも恋人までいやがって。だから、姉がいるって知ったときは

    嬉しかったよ。顔は似てるし、いいかなって。

    でも、兄ちゃんに姉の方のこと聞いても彼女にするきっかけ思い付かないし、

    だったらなにか共通の話題とか見つければいいかと思って始めたのが

    SFCだったんだ」

陽乃「ちょっとそれって、飛躍しすぎてない?」

安達弟「そうか? 兄ちゃんにあんたのこと聞いても、なんかいまいちなんだよな。

    顔は好みだけど、上っ面だけみたいで、どこかふわふわして掴みどころがない。

    だから、兄ちゃんを介して話しかけても意味ないって思って、

    どうにかして裏の顔を覗いてやろうって思ったんだよ」

陽乃「そう・・・・・・」



意外や意外。安達弟は陽乃さんの本質を見抜いていた。

俺を同じように、斜めから世間を見ているから気が付いたようなものだ。

真っ直ぐ正面から世間を見ている一般人なら、陽乃さんの笑顔は

まさしく笑顔なんだろう。

   

第25章 終劇

第26章に続く




第25章 あとがき



もうちょっとで『はるのん狂想曲編』も終わり、次の展開に進みますねぇ。

というわけでではないのですが、

『やはり雪ノ下雪乃・・・』の第一部といいますか、高校生編の短編でもある初めてネットに

アップした小説を読みなおしました。

なんだか、つっぱしって書いているなぁって気がしました。

たぶん今書き直したら別物になるんだろうなって思いますw


来週も、木曜日、いつもの時間帯にアップできると思いますので

また読んでくださると、大変うれしいです。


黒猫 with かずさ派



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1496.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice