過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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460:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2014/11/13(木) 17:36:00.38 ID:II7GFxdy0


陽乃「ううん、完全に覚えてない」

安達兄「大学3年の夏、定期試験の打ち上げでカラオケ行っただろ。

   酒覚えたばっかで、飲めない酒飲みまくって、酔いつぶれが続出したやつ。

   それも覚えてない?」

陽乃「それなら覚えてるかな」

安達兄「みんな酔いつぶれて、俺と雪ノ下が会計に行ったよな」

陽乃「たしか、そうだったような」

安達兄「そのとき、告白したんだよ」

陽乃「うぅ〜ん・・・・・・」



陽乃さんは腕を組み考えだす。安達兄の顔をまじまじを凝視するもんだから、

安達兄も照れて顔をそらすしまつ。



陽乃「あっ、うん。あったね」

安達兄「だろ」

陽乃「でも、あれって冗談じゃなかったの?」

安達兄「そんなわけあるかよ」

陽乃「でもね、あまりにも軽い感じのノリの告白で真剣身がなかったじゃない。

   しかも、普段から軽いノリだし、友達としてなら楽しいけど、

   恋人はNGかな」



無念。思いもしないタイミングで2度振られるとは同情してしまう。

それも、日ごろの行いだよな。

うなだれる安達を横目に、陽乃さんはSFCメンバーを見つめる。

元々ネット弁慶の連中だけあって、対人スキルは低い。

目の前にいる陽乃さんに委縮して、動けないでいた。

しかし、・・・・・・。



安達弟「兄ちゃん、なんでまんまと罠にひっかかっちゃうんだよ。

    せっかく俺が作り上げたSFCがぱあじゃないか」



一足遅れてやってきた安達弟が、怒りを兄に向ける。

兄の方はもう観念したのか、表情がうつろだ。



安達兄「もういいだろ。終わりだよ」

安達弟「くそっ!」

陽乃「兄弟喧嘩はもういいかしら?」



怒りにまかせてやってきた弟は、状況を判断できてはいなかった。



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