過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
1- 20
472:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2014/11/20(木) 17:30:46.76 ID:F5/DL4iU0


答えなど聞かなくても俺でもわかる。

だって、俺も逃げ出したいし・・・・・・。



陽乃「助かるわ。じゃあ、もうSFCは解散して、ストーカーもしないわよね。

   あと写真とかも処分してね。もちろんネットに散らばった画像も

   できる限り死ぬ気で回収するのよ」



もう笑顔じゃないよ、あれは。プレッシャーしか感じやしない。

笑顔という名の凶器。

SFCメンバー達は、陽乃さんの要求を受け入れ、呆然とことが終わるのを待っていた。



陽乃「さて、安達君兄弟だけど、警察に突き出したりしないわ。

   だって、せっかく大学に入ったのに、今さら大学やめたりしたら

   親が悲しむでしょ。

   それにね、安達君はノリが軽くてどうしようもないところはあるけど

   研究に関しては尊敬してるとこともあるのよ。

   それなのに、大学やめちゃったら、もったいないわ」

安達兄「雪ノ下は、それでいいのか?」

陽乃「別にかまわないわ。でも、今まで通りにあなたと関われるかって聞かれると

   難しいわね。だから、みんなには、ちょっと喧嘩しちゃったって言っておくわ。

   でも、もうプライベートでは話すことはないでしょうけど、

   研究では、今まで通りにしてくれると私も助かるわ」

安達兄「俺の方こそ、すまなかった。怖い目にあってるの知っていながら、

    それを利用して」

陽乃「そのことに関しては許してないわ」

安達兄「そうだよな」



安達兄は、陽乃さんをゆっくりと見つめると、陽乃さんの鋭い視線にひるみ、

視線をそらす。もはやそこには笑顔など存在していない。

あるのは、むき出しの憎しみがあるだけであった。



陽乃「弟君のほうも、それでいいかな」

安達弟「わかったよ。ごめん」

陽乃「雪乃ちゃんにも、今後近づかないでね」

安達弟「あぁ? さっきよろしくって言われたんだけど」

陽乃「あれね。嘘に決まってるじゃない。あなたを引き止める為よ」



安達弟は、文句を言おうと顔を上げる。見つめる先には、兄が経験した以上の

憎しみがこもった陽乃さんの表情が待ちうけていた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1496.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice