過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2014/11/20(木) 17:33:18.89 ID:F5/DL4iU0
親父さんは、女帝の背中を柔らかく押しだす。女帝は、親父さんに抗いながらも
陽乃さんの顔を見て一度逡巡するが、たどたどしく話し始めた。
雪母「陽乃」
陽乃「はい」
雪母「お見合いの件、なかったことにしてもいいわ」
陽乃「え?」
突然の宣告に俺も、陽乃さんも、雪乃だって、うれしい戸惑いをみせる。
どういう心境の変化が? また、面倒な条件をつけるのか?
俺は、すぐにでも聞きだしたく身を乗り出しそうになるが、雪乃がそっと俺の膝に
手を載せ、俺を押しとどめる。
陽乃「本当にいいの?」
雪母「ええ、後継者候補ができたから、
もうよそから後継者を連れてくる必要がなくなったわ」
女帝は、俺を一瞥すると、軽く鼻を鳴らしてから陽乃さんと向きあう。
雪母「だから、自由に結婚してもいいし、いつまでも独身でもかまわないわ」
陽乃「えっと・・・・・、独身はちょっと」
陽さんは苦笑いを見せるが、それも一瞬。自由になった喜びが陽乃さんを襲いかかる。
そこにはもはや「笑顔」はない。陽乃さんによって作られた仮面の笑顔は
もはや存在していなかった。
陽乃「それに、いいなぁって思う人もできたんだ。だからね・・・・・」
陽乃さんは照れくさそうにそうつぶやくと、静かに温かい涙をこぼし始めた。
雪母「比企谷君」
女帝から呼ばれた俺は、身を堅くする。だって、俺に話すことってないだろ。
いったいなんでだ?
八幡「はい」
反射的に背筋を伸ばし、腹に力を込めて返事をしてしまった。
ほのぼの雰囲気でも、女帝オーラは健在かよ。
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