過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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552:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2014/12/25(木) 17:31:09.09 ID:raeklLg30


さらに膝からももにかけてクラッシュ加工されてできた隙間から覗く素肌には

それほど露出部分が多いわけでもないのにドギマギしてしまう。

そして、肩まで伸びている黒髪は、ポニーテールにして揺らし、

どこか人をからかっているような気さえしていた。



雪乃「昨日もそうなのだけれど、月曜も食事に招待されているだから

   今日もとなると三日連続になってしまうわ」

陽乃「どうせうちに私を送ってから帰るのだから、食事をしてから帰ってもいいじゃない。

   それにあなた達も料理をする手間が省けるのだから、

   勉強する時間も増えるんじゃないかな」



雪乃は、陽乃さんが勉強ネタを先回りしてふさいでしまった為に、きゅっと唇を噛んでいる。

姉に反論しても見事に潰された妹の雪ノ下雪乃は、

姉とは対称的な落ち着きみせる夏の高原がよく似合いそうな服装をしていた。

アイボリーホワイトのワンピースは、胸元のレースとスカート部分のこげ茶色のラインが

アクセントになっていた。

膝元まで伸びたスカートは、夏を強く意識させるミニスカートのような

華やかさはないが、その分、風が通り抜けているたびに揺れるスカートの裾が

なにか見てはいけないようなものに思えて、目をそらしてしまう。

ただ、背中の部分だけは、大胆に肌を見せていた。

腰まで届く光り輝く黒髪が、その白い素肌を守るようにガードを固めているのが、

彼氏としては心強く思えてしまう。

俺も雪乃も、雪乃の母との約束によって海外留学をしなくてはならなくなり

今まで以上に勉強しなくてはならなくなった。

とくに英語での講義を受けねばならなくなるわけで、

英語力向上はさしせまった最優先課題といえる。

ましてや、雪乃に関しては、三年次に経済学部に学部変更しなければならないので

そのための試験対策もせねばならなく、俺以上に大変そうであった。



雪乃「そうなのだけれど・・・・・・」

陽乃「それに今日も両親は帰ってくるのが遅いし、気兼ねなくゆっくりしていけるわよ」

雪乃「ええ・・・」



もう全てに関して先回りされているな。

勉強に、雪乃の母親。俺達が実家に近寄りにくくなる要因をすべて排除されていては

断ることなどできないだろう。



八幡「あのぅ」




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