過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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589:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/01/08(木) 17:34:57.49 ID:PACE+wQi0


結衣「別にヒッキーがゆきのんのことで、でれでれしているのは、あたしは、

   かまわないんだけどさ」

八幡「なんだよ。時間がないんだから、とっとと言えよ」

ん? なんで時間がないんだっけ?

結衣「別にあたしはいいんだけど、早く小テストの山をはらないと

   授業始まっちゃうよ」



血の気を失うとはこの事だろう。

さあっと体温が低下するのと同時に、体中の汗腺から汗が噴き出してきて体が火照る。

やばい、やばい、やばい。

時間がないのに何を白熱してるんだよ。

コピー王って、学部中に広めたのは、俺じゃなくて由比ヶ浜だっていうことを伝える為に、

なんだってこんなに話に夢中になってるんだよ、俺。



八幡「ありがとよ、由比ヶ浜。助かった」

結衣「いいんだけどさ。・・・いつもお世話になってるし」



俺は、もじもじしながら口ごもる由比ヶ浜を横目に、

弥生に向けて応援要請を手短に伝えていく。

もうすぐ講義が始まって、橘教授がきてしまう。

その前に、一応保険として、弥生にも問題の山を一緒にはってもらわなくてはいけない。

なぁに、たぶん俺一人でも大丈夫だけど、念には念をいれないとな。

普段俺のレポートやらノートのコピーをしてるんだ。

このくらいの労働、対価としては安いだろう。



八幡「弥生、山はるの手伝ってほしい」

昴「それはかまわないけど、あと五分もないぞ」

八幡「それだけあれば十分だ。山をはるのは講義を聞きながらじゃないとできないからな」

俺は、にやりと不敵な笑みを浮かべるのだった。








第33章 終劇

第34章に続く








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