過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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588:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/01/08(木) 17:34:24.01 ID:PACE+wQi0

八幡「いいや、違う」

昴「なんでだよ」

八幡「俺がお前にコピー王って連呼したとしても、誰がお前の事をコピー王って呼ぶだよ。

   俺は自慢じゃないが、友達はほとんどいないぞ。

   だから、お前の事をコピー王だなんて、伝える相手がそもそもいないんだよ」

昴「そうだな。この学部で、お前の話相手といったら、俺か由比ヶ浜さんくらいしか

  いないんだよな」

八幡「だろ?」

昴「比企谷の友達の少なさを忘れるところだったよ」

八幡「それさえも忘れてしまうほどの存在感のなさなんだよ。俺って奴は」

昴「そんなことないだろ。お前、この学部で、ダントツに目立っているぞ」

八幡「それはないだろ。お前も俺の友達の少なさを認めたじゃないか。

   友達もいないから、ひっそりと教室の片隅に座っていたら目立たないだろ」

昴「由比ヶ浜さんがいつも隣にいるだろ」

八幡「由比ヶ浜は友達多いし、そりゃあ、目立ちはするけど、だからといって

   俺が目立つわけじゃあない」

昴「いやいやいや、違うって。人気がある由比ヶ浜さんを比企谷がいつも独占しているから

  必然的に比企谷も目立ってるんだよ」

八幡「俺は由比ヶ浜を独占した覚えはないんだけどな」



ほら、俺の横の由比ヶ浜結衣とかいう人。

頬を両手で押さえて、ぽっと頬を染めて、デレない!

お前の責任問題を話し合ってるんだろ?

って、俺達って、なに話してたんだっけ? 時間ないとか言ってたような。



昴「工学部に綺麗な彼女がいるくせに、ここでも学部のヒロインを一人占めしているんだから

  恨みもかっているぞ」

八幡「雪乃は、あまりここの学部棟には来ないから、関係ないだろ」

昴「雪ノ下姉妹っていったら、うちの大学で知らない奴がいないほどの美人姉妹だぞ。

  その妹の彼氏といったら、注目されるに決まってるじゃないか」

八幡「雪乃が美人っていうのは認めるけど、だけどなぁ・・・」

結衣「ねえ、ヒッキー」

八幡「なんだよ」



せっかく危機的状況で、パニクっていたのを雪乃の事を思い出して和んでいたのに

なんで横槍を入れてくるんだよ。

俺に恨みでもあるのか?

だから、必然的に由比ヶ浜に向ける視線も、投げ返す返事も荒っぽくなってしまう。

由比ヶ浜は、むっとした表情で、やや批判を込めて訴えてきた。




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