過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/01/15(木) 17:29:29.96 ID:2jPBwEpe0
八幡「だからな、小テストで書かす文章量と、これは出題傾向でもあるんだけど、
橘教授はその日一番重要な個所を出題する傾向があるところから、
この二つをあわせもつ個所を授業を聞きながら探せばいいんだよ。
いくら重要でも、小テストにするには文章量が少なすぎたりするのはNG。
また、次の週にまたがるのもNGだな」
結衣「ふぅ〜ん」
もう、適当に相槌うってるな。
それでも、この由比ヶ浜を相手しちゃうんだよな。
それは、俺がこいつに助けられているからかもな。
八幡「ま、あとは慣れだな。他の講義も聞いていると、なんとなく、この辺を試験に
だしたいだろうなっていう所がわかるようになるから」
結衣「え? そうなの? だったら、もっと早く教えてよ。
とくに期末試験なんて、それやってくれたら勉強する量が減って助かったのに」
自分にとって有用な情報だけは聞きながさないんだな。
食い付きが違いすぎるだろ。さっきまでの、はいはい、
付き合ってあげてますよオーラ全開の態度はどこにやったんだ。
いまや尻尾を振って、襲い掛かる勢いじゃねぇか。
八幡「う・る・さ・い。今は忙しいんだよ。
それに、試験直前には、いつも試験の山みたいなのは教えてるだろ」
結衣「それは教えてくれているけど、それっていつも、最後の最後でぎりぎりにならないと
教えてくれないじゃん」
八幡「当たり前だろ。試験に出そうな所だけを覚えたって、知識としては不完全で
役にたたないだろ」
結衣「・・・そうかもしれないけどぉ」
昴「ほらほら、橘教授がきたよ」
八幡「弥生、悪いけど頼むわ。由比ヶ浜は、前を向けよ」
昴「貸しにしておくよ」
結衣「あたしだけ態度が違うのは気になるんだけど」
騒がしかった教室も、講義が始まれば静まり返る。
教室の前にある二つの扉も閉められ、外から聞こえてきていた喧騒もかき消される。
どこか几帳面そうな声色と、ペンがノートとこすれる音だけで構成される時間が始まった。
いたって普通。どこまでも先週受けた時と同じ時間が繰り返される。
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