過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/01/29(木) 17:30:40.18 ID:ebUOfYOG0
でも、同じ文句がないでも、その方向性が違うのが大きな差なのだろう。
八幡「俺が今まで食べた銀むつの煮付けの中で、ダントツで美味しいですって。
だから、これをどう改善すればいいかなんてわからないですよ。
むしろなにか俺の意見を取りいれることで味のバランスが崩れかねませんか?」
陽乃「その辺の味のバランスは、私の方で調整するから、比企谷君がもっと甘い方が
いいとか、しょっぱい方がいいとか言ってくれると助かるんだけどな」
八幡「味加減も抜群だと思いますよ」
陽乃「それじゃあ、面白みがないじゃない。
私の味付けを比企谷君に押し付けているみたいで。
私は、比企谷君の好みが知りたいのよ」
八幡「そう言われましても・・・」
雪乃「八幡に無理難題を押し付けても、八幡が困るだけよ。
それに、私も姉さんの味付けはバランスがとれていると思うわ」
八幡「そうですって。俺の意見を聞くまでもないほど美味しいんですから」
陽乃「そ〜お? だったら雪乃ちゃんが作ってくれたのと比べたらどうかしら?
作った人が違ったら、味付けが変わるでしょ」
八幡「いや・・・、その」
雪乃「ないわ」
陽乃さんが望むアットホームというべき温もりに満ちた食卓が、
雪乃を中心に遥か遠くの南極の風を吹き乱す。
室温は一気にマイナスを振り切り、絶対零度。
この極寒の世界で生きられるのは、
雪の女王たる雪乃とパーフェクトクィーンたる陽乃さんくらいだろう。
あとは雪乃と陽乃さんの母親を思い浮かべるが、
あれはあれで別次元の生き物って感じだし。
そんなわけで小市民たる俺は、吹雪が止むのを黙って見ているしかなかった。
陽乃「ないって?」
雪乃「銀むつの煮付けを作った事がないっていっているのよ」
陽乃「そうなの?」
雪乃「ええ、そうよ」
陽乃「一応言っておくけど、銀むつってメロのことよ」
雪乃「そのくらいは知っているわ」
陽乃「雪乃ちゃんって、銀むつ嫌いだったっけ?」
雪乃「嫌いではないわ。ただ・・・」
陽乃「ただ?」
雪乃「・・・・・・・知らなかったのよ」
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