過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/02/26(木) 17:29:22.02 ID:XApkFNfO0
第40章
7月11日 水曜日
陽乃「はい、はい。そこ、いちゃつかない。さっ、比企谷君、解答の続き、続き」
八幡「あ、はい。次は、春摘みが違うかなって思います。
これも勘なんですけど、爽やかな感じっていうのがちょっとちがうかな、と。
もちろん春っていうと、さややかな感じがすっごくして
雪乃のイメージにも合うとは思うんですけど、夏摘みと比べると劣るかなと」
陽乃「それはなぜかな?」
八幡「これは、俺の願望かもしれないんですけど、いいですか?」
陽乃「もちろん」
八幡「マスカットフレーバーでしたっけ?」
陽乃「ええ」
八幡「夏摘みだけ、なんか仲間外れみたいじゃないですか」
陽乃「え?」
八幡「だから、秋摘みは、紅茶らしい紅茶だから、一般的な紅茶ですよね」
陽乃「ええ、そうね」
八幡「それから、春摘みは、いくら爽やかな感じとはいっても、
夏摘みよりは紅茶らしい紅茶なんじゃないかなって、思ってしまって」
陽乃「だから、夏摘みを?」
八幡「ええ、まあ、そうですね」
陽乃「あのね、比企谷君。いくら味や香りに特徴があるといっても
フレーバーティーじゃないんだから、紅茶の専門家が聞いたら怒りそうだけど、
紅茶は紅茶なのよ」
八幡「それはわかっていまうすよ。だから、なんとなく思った、勘みたいなものだって
言ったじゃないですか」
陽乃「まあ、そうね」
陽乃さんが、つまらなそうに呟く。
もしかして、正解を引き当てたか?
陽乃「でも、それだけじゃ、セカンドフラッシュを選んだ理由にはならないんじゃない?」
八幡「そうですね。これだと一番紅茶らしい紅茶から遠いのを選んだだけですからね。
そうですねぇ・・・・・・」
俺は、一度雪乃の顔を見やる。
急に雪乃の方を向いたものだから、雪乃は驚き目を丸くした。
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