過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/02/26(木) 17:30:42.93 ID:XApkFNfO0
確かに誉められた解答過程ではないかもな。
捻くれている俺だからこそ辿った過程であり、捻くれているらしい雪乃だからこそ
俺がたどり着けたのだから、けっして世間から見れば好ましい関係ではないのかもしれない。
でもさ、一組くらい俺たちみたいな関係の彼氏彼女がいたとしてもべつにいいだろ?
八幡「悪かったな」
雪乃「でも、いいわ。それでこそ八幡なのだから」
八幡「それも誉めてないだろ?」
雪乃「わかったの?」
八幡「当然だろ」
陽乃「はい、はい。そこの二人。勝手にいちゃつかない。
でも、やっぱり雪乃ちゃんは今も昔も最高の物を見つけ出すことができるのね。
それに、比企谷君は本物を見つけ出すことができるみたいだし」
八幡「そうですか? でも、本物も素晴らしいとは思うけど、
でもやっぱり、たとえ偽物であっても、俺にとってそれに価値があるのならば、
世間では偽物だと評価されようと、本物以上の価値があると思いますよ」
陽乃「そうなの?」
八幡「だから、さっきから何度も言ってるじゃないですか。
本物だけに価値があるなんて、それこそ偏見ですよ」
陽乃「・・・・・・そっか。コーヒーのお代わり淹れてくるわね」
陽乃さんは、そう小さく呟くと、パタパタと床を響かせながらリビングを後にする。
その後ろ姿がなんだか可愛らしく思えて、
その可愛らしさは本物ですよって、念を送ってしまった。
雪乃「鼻の下が伸びているわよ」
振り返ると、不機嫌そうに睨む雪乃が俺を出迎える。
なんだか二人して喜怒哀楽が激しすぎないか。
俺は小さくため息をつくが、この微笑ましい仮初めの幸せに身を任せずにはいられなかった。
なかなか俺達を離してくれない陽乃さんを、後ろ髪ひかれる思いのまま
マンションまで戻ってきたのは午後11時近くになっていた。
お風呂も雪ノ下邸で入ってきたので、あとは寝るだけなので問題はない。
勉強にしたって、雪ノ下邸でいつもと同じようにやり遂げてもいた。
雪乃に関しては、同じ学科の先輩たる陽乃さんもいるわけで、
雪乃は必要ないと言いながらも、陽乃さんがさりげなくサポートしていたので
自宅マンションで一人で勉強するよりもはかどっていた気もする。
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