過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/04/30(木) 17:32:09.77 ID:X2mOQ2ue0
いまいち夕さんの言葉を素直に飲み込めない。それは雪乃も同じ感想であり、
すかさず質問した事にも出ているのだろう。
だから、無言で夕さん達を見つめ返す俺を助けるべく、
雪乃が話の相槌を代りに問いかけてくれた。
昴達の話によれば、胸やけをしそうな甘すぎるマッカンは、
昴が避けるべきドリンクの一つと考えるべきだ。
ましてや気持ち悪い症状を避けるようにしている昴が、
積極的に飲むべきものとはどのように分析しても導くことができないでいた。
昴「僕は甘いものが苦手というわけではないから、マッカンが嫌いというわけで
はないよ。むしろ自宅であったならば、好んで飲んでいるからね」
夕「そうですね。比企谷君に布教されてからは、昴は好んで飲んでいるほどですから。
今ではいつも常備しているんですよ。よっぽど嬉しかったんでしょうね」
昴「姉さんったら・・・」
夕さんの暴露話に、照れ半分、拗ね半分で甘える昴。
どこのほのぼの姉弟だよって、今度こそつっこんでやりたかった。
・・・が、つっこんでやらん! 勝手にやってろ。こういうのは関わったら負けだ。
・・・・・でも、どういうことなのだろうか?
甘いのも駄目だと言っていたし、コーヒーも避けると言っていた。
なのに、どうしてマッカンだけは大丈夫だったのか、どうしても疑問に残った。
八幡「どうしてマッカンだけは大丈夫だったのでしょうか?」
聞かずにはいられなかった。俺の過去の過ちが昴を傷つけていたかもしれないのに、
どうして大丈夫だったのだろうか。
俺の姿が必至すぎたのか、夕さんは姿勢を正して、先ほどまでの姉弟のじゃれつきを
きっぱりとぬぐいさってから、頬笑みを交えて答えを開示してくれた。
夕「それは、比企谷君がくれたものだからですよ。
もし比企谷君がくれたものが他の飲料水であったのならば、
それがよっぽどのものでなければ、昴は嬉しく思っていたはずです」
昴「もともとマッカンは知っていたけど、
それほど手に取ろうとする品ではなかったからね。
それほど販売に力を入れている商品というわけでもないし、
コーヒーは新商品がどんどん出てくるジャンルでもあるからさ。
でも、比企谷に勧められて飲んでみたら、美味しかったと思ったのは嘘じゃないよ」
八幡「でも、体調の方はどうだったんだよ」
これが一番聞きたい事であった。味の方はマッカンだから心配はしていない。
むしろ味を否定する奴は味覚が狂っていると判断すべきだ。
昴「それも問題ないよ」
八幡「でも・・・」
俺はなおも信じられないと疑問を姉弟に投げかける。
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