過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/08/20(木) 06:16:11.53 ID:hzyaEAjx0
この捻くれた笑顔に雪乃ちゃんはやられちゃったのかな? うん、わたしが虜になって
しまったんだから、似たような状態なんだろうけど、これは血筋かな? どうでもいいか。
もしわたしが車を止めていれば見る事ができたかもしれなかった。
バックミラーには、無邪気に笑う雪ノ下陽乃が存在していた。
これが誰にもみせた事がない雪ノ下陽乃であり、自分を演技していない雪ノ下陽乃だと
したら、これが素の雪ノ下陽乃だったのかもしれなかった。
とても無邪気で幼く、小学校に上がる前に放棄してしまった雪ノ下陽乃が、
今再び表舞台に出ようとしていた。それが正しいかなんてわからない。
むしろ大人の世界に小さな子供を放り出そうだなんて凶器のさたともいえる。
でも、この人にだけは私を知ってもらいたいと、心のどこかで切望していた。
第59章 終劇
第60章に続く
第59章 あとがき
今週も朝の更新となってしまい申し訳ありません。
今回は陽乃視点です。その意味はおいおいわかってくると思います。
1年以上の連載は長いですよね。
でも、他にも同時進行で書いてるのもあるわけで、定期更新で許して下さい。
来週も木曜日にアップできると思いますので
また読んでくださると大変嬉しく思います。
黒猫 with かずさ派
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