過去ログ - 私「その腕が大好きだっ!」少女「気持ち悪い!」
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132: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/06/27(金) 16:56:44.53 ID:Fyfaucwc0


「ん?あれ?ジャンプくらいは潜ませたほうが良いって言ったのにな……」

――と、彼女が口を開き鼓膜に声が届く瞬間、私は自我を取り戻した。

ぞっとするほどの、どうでもよさそうな声音。

自分で友人を刺しておきながら、さも自分は悪くないと言わんばかりのその態度に、

背筋が凍る。

右腕は痛いままだった。

「まあいいや、救急車を呼ぶほどってわけでもないんだし」

それより、と彼女は呟く。

「それよりなんで君が要るの?邪魔だから消えて欲しいんだけど」

「――う、うぅぅ」

「左手、まだ要るんでしょ?欲しいんでしょ?だったら、わたしの前から消えてくれない?」

そう言われて反射的に眼球が相手から眼を逸らして左腕を庇う体制を作る。

「邪魔なの、わたしたちの間に、仲にさ、這入らないでくれる?」



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