過去ログ - 咲「イったらおしおきだって言ったのに……」菫「す、すまん……」
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49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/06/11(水) 23:12:49.81 ID:saIPE1Y60


ベッドの脇に脱ぎ捨てられた彼女の服を手にとり、そっと鼻にあてる。

彼女の匂いを嗅ぎながら、心の奥底に沈んでいた欲望のひとつが明るみに出てしまった羞恥と、それを受け入れても

らえた喜びを反芻する。

さっきまでの情事をもう一度、頭の中で再生する。脳に焼き付けるように何度も、繰り返して。

数分すると彼女はバスタオルを胸に巻いて浴室から出てきた。


咲「次、どうぞ」

菫「ああ」

咲「あっ、弘世さん」

菫「?」

咲「このシャンプー使ってください」

菫「持ってきていたのか?」

咲「はい、ここのシャンプーっていまいちじゃないですか?」

菫「そうかな」

この前ここへ来た時は、気が動転していたのでシャンプーのことなど、まったく覚えていない。

咲「どうぞ。コンディショナーもありますよ」

そう言って、旅行用のミニボトルを手渡してくる。

菫「ありがとう」

彼女のなにげない気遣いが、とても嬉しかった。






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