過去ログ - 教師「お前は一体どうしたいんだ!」 少女「私は……」
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/15(日) 05:43:29.43 ID:GEL0NFRX0
はたして少女は、鮮やかに赤い舌で、艶めく唇をぺろりと湿らせた。

少女「おそらく、今お付き合いしている男の人のところだと思います。先生が予想していらっしゃるとおりに」

教師「『今』? しょっちゅう男を取っ替え引っ替えしているようだな」

まさに育児放棄の役満御礼だった。暴力を振るわれていないようなのが唯一の救いだ。

ため息を吐くのは、少女の母親の無責任さに対してだけではない。これからする質問と、予想される答えが憂鬱だった。

教師「去年。前任が家庭訪問を行ったな。三者面談もそうだ。私は副担任だったから直接は関わらなかった。……母親はどうした?」

少女からふっと笑顔が消えた。眉をしかめて、片手で反対の腕の肘をつかむ。
嫌な記憶を思い出した、という表情に、去年からずっと胸に凝っていた疑心が確信に変わった。

教師「来なかったんだな? 三者面談にも。しかし私はそんな報告は受けていない。ということは、だ」

考えられる顛末は1つだけだ。

教師「アイツは報告書も何もかも偽装していたんだな? 私にも嘘を言っていたわけだ。何してんだよ全く……」



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