過去ログ - アイドルマスターヤンデレラガールズ 【安価・コンマ】
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54: ◆ssHx6GNEsA[saga]
2014/05/31(土) 22:48:03.00 ID:NpvKafkm0
かな子「あは、私が逃がすと思っているんですか? やっと、やっと」

かな子「やっとやっとやっとやっとやっとっ! 見つけた旦那様! 旦那様なんです!」

かな子「――――逃がす、訳ないでしょう?」


その声はいつも、俺が聞いている人懐っこい三村の声とは似つかない冷たさを伴っていた。

アイスのような冷たい甘さが、俺に降りかかる。


   「なに、か、盛りやがった、のか?」

かな子「いいえ、何も。ただほんのちょっとだけ、私の魔法をかけたんですよぉ。とっても、とーーーーーっても、甘い魔法です……お気に召しましたか?」

かな子「ああ、旦那様でしたら当然お気に召しましたって言いますよね? 言いますよね?」

かな子「だって、私の旦那様なんだから」

   「クソ、女が! このまま、俺が黙って――!」

かな子「ダメですよぉ、そんな汚い言葉を使ったら。私の旦那様なんですから」


舐るような目つきが、俺を見る。

底の見えない彼女の瞳が怪しげに輝くのと同時に、俺の意識が薄れていく。

そして、俺は三村にぎゅっと抱きしめられる。

強く、強く。もう絶対に離さないと言わんばかりに、強く。

ふわふわで、ボリュームのある三村の身体が密着して、色々とヤバイ。

かな子「あっ、旦那様も嬉しいんですね。やっぱり、身体は正直ですよ」

違う、とはもう言えなかった。

俺の口は既に彼女の口に塞がれているのだから。

ねっとりと味わうかのように、三村の舌は俺の口内を蹂躙していく。

吸って、舐めて、時には噛み付いて。


かな子「美味しい、旦那様の舌……甘くて、甘くて、もっと食べたくなっちゃいますっ♪」


最後に、俺は、衣擦れ音と露わになる三村の身体を見て――意識を閉ざす。

深い、深い闇の底へと堕ちていく。



【End――押しかけ女房かな子ちゃん】






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