過去ログ - 妖精「君の慎ましい安価ファンタジー」 「えっ」
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◆X4nfIYqwxo
[saga]
2014/06/15(日) 20:22:38.45 ID:g7PelAsX0
ワウル「よっと」
だが、それをワウルは軽くキャッチした。
これには親分オークもたまらず、
親分オーク「なっ!」
と、狼狽えた。
カナエ「え、ちょ! その小瓶大丈夫?」
カナエは心配でワウルに声を掛ける。
ワウル「大丈夫でしょう。恐らく、中に毒ガスでも入ってたんじゃないですか?」
親分オーク「ぎくっ」
ワウル「なら、割らなきゃ大丈夫です」
カナエ「そ、そっか……ほっ」
親分オーク (まずいぞ、こりゃあ! とにかく子分Bを代わりに立ててその隙に逃げ出すしか……)
親分オークは後ろにいるはずの子分を見る。
だが結果として、虚空を見るはめになった。
親分オーク「……あら?」
ワウル「さて、オークさん? 貴女は街で相当悪事を働いたそうですね」
親分オーク「い、いや頼む! 許してくれえ!」
ワウル「そうですね」ニッコリ
ワウルはそのあどけない顔に女神のような、
美しい笑顔を浮かべて、
ワウル「反省は牢獄のなかで、どうぞ」
地獄の判決を下した。
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