過去ログ - ジール「ラヴォスエネルギーか……」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/03(火) 21:05:28.95 ID:JhevIdwoo
ジール「太陽石の力が落ちていると?」
「はい……つい先日から突然なのですが」
ジール「参ったの……」
ジールは太陽石の監視者の報告に、頭を抱える
太陽石はジール王国を支えてきた重要な星の力のひとつだ
太陽の持つ強大なエネルギーをそのまま体現したかのようなその石は、常時光のほこらと呼ばれる場所に置かれている
不思議なことに、そこだけはこの猛吹雪がやまぬ中でも日光のさす唯一無二の場所であった
太陽石は常時その場所に置かれ、発せられるエネルギーを特殊な装置で採集しているのだ
太陽石の放つエネルギーはこの国に陽の光を与え、暖を与える重要なものだ
太陽石がもしエネルギーを使い果たし、暗黒石に戻ってしまったらもう取り返しがつかない事態となる
暗黒石となってしまったら、再び太陽石になるには気の遠くなるほどの時間が必要となるのだ
ジール「……わかった。わらわも様子を見に行くとする」
「じょ、女王様直々にですか!?外界に足を運ばれるなど、そんな恐れ多いことを……」
ジール「これはわらわ個人の問題ではないのじゃ。太陽石が今までどおり使えぬとならば、この国は一瞬で瓦解する」
ジール「そんな大問題を任せきりでしらんぷりと、一国の女王がすることかの?」
「……わ、わかりました。ただ、十分気をつけてください」
ジール「わかっておる、下がって良いぞ」
ジール「……時間はあまり無いようじゃな」
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