過去ログ - 京太郎「俺がハンドボールをやめた理由」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/03(火) 23:13:24.44 ID:rxHh/dJO0
 ぜえはあと息を吐きながらも、安心感に包まれる俺達。これでもう大丈夫だと、おそらくその場の全員が思っていた。

 だがおかしなことに、隕石が地面に衝突する音が一向に聞こえなかった。あの速度から考えるに、今頃はもう衝突していてもおかしくは無い筈なのに。

 いやそれどころか、あのジェット噴射の音のような音は未だに鳴り続いていた。

 そのことを不審に思った俺が、今出てきた体育館の出口の方をちらっと見たとき、驚くべきものが目に入った。

 なんと、あの隕石がそこにぷかぷかと浮いていたのだ!!

 うぎゃーー!
 
 恐ろしいことである。そこらのホラー映画・漫画・小説がゴミクズに思えてしまうくらいの恐怖体験だろう。

 当然他の皆もそれに気づいたようで、俺たちは再び声による意思疎通を図るまでもなく、共鳴するかのように一斉に走り出した。

 しかしどれだけ走っても、あの耳障りなジェット噴射のような音が小さくなることは無かった。

 なぜなら、隕石が俺たちの後ろを追尾していたからだ!

 俺たちの全速力の走りに負けないほどのスピードで、隕石が追いかけてきていた。

 一体何が起こっているんだ!? あまりにも不可思議な事態に、俺の頭はポンペイしかけていた。

 ここから先はちょっと説明するのが面倒なので、てっとり早く再現映像をご覧頂こう。 


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