過去ログ - 【艦これ】語られることのない海のスナイパー
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128: ◆ANFZJVHAkB2d[saga]
2014/09/15(月) 00:59:27.63 ID:LyPr9L1No
 そして再び元の時間へ。

伊勢「あ!あれ赤城さん達じゃない?」

 空母部隊の元へと戻っていた航空艦部隊は水平線上に見覚えのある艦影を捉えた。

日向「どうやら四人とも無事のようだな」

 二航戦の二人がブンブンと手を振っているのが見える。その後方には一航戦の姿もはっきりと見え始めた。

伊勢「はぁ〜…無事に合流できてよかったぁ」

日向「そうだな…敵に追われていると聞いたときはドキっとしたが…」

 徐々に近付いてくる空母部隊を見ていると不意に日向が笑みを漏らした。
不思議そうに首をかしげた伊勢が訊ねる。
 
伊勢「どうしたのさ日向〜?」

日向「ふっ…いや…あの加賀があんな汗だくなっているのは初めて見た。それが可笑しくてな」

 伊勢が加賀の方へと視線を向けると表情はそのままだが髪が汗で顔に張り付き、肩を上下に揺らしているのがわかる。
確かに普段の加賀からは想像できない状態だった。

伊勢「ま…敵から全力で逃げてきたししょうがないじゃん?」

日向「そうだな…笑っていたら失礼か。少し労わってやるか」

 徐々に減速して伊勢達の前に止まった一航戦と二航戦。
汗だくになり完全に息の上がった加賀の一言に、伊勢と日向は結局笑うことになってしまった。

加賀「ご…五航戦の子なんか…と一緒にしないで…」 
     


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