過去ログ - 【艦これ】語られることのない海のスナイパー
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◆ANFZJVHAkB2d
[saga]
2014/09/29(月) 03:03:34.09 ID:CADcCeHwo
攻撃隊の発艦を全て終わらせ、深海棲艦空母達はその特徴的な艤装の口をゆっくり閉じる。
ヲ級二隻は一息ついたといったように杖を水面につき、自らの艦載機が飛び立った方へと視線を向けていた。
ヲ級「……?」
ふと、自らのレーダーに何か感じ取ったヲ級の一隻がゆっくりと顔を上げ、上空を見つめる。
その視線の先には晴れ渡った空、そして巨大な入道雲がそびえ立ちまさに快晴と言った様子である。
ル級「……!」
雲間から飛び出してきた三つの影が見えたのとル級が敵機直上の報告をしてきたのはほぼ同時だった。
晴嵐妖精「もう遅い!」
ガコン!ヒュー……
敵艦隊が対空砲火を上げるより早く投下された800キロ爆弾三発はヲ級たち目掛けて一直線に落ちてくる。
完全に停止していたヲ級達に避ける術などない。目の前に迫った真っ黒で巨大な塊。その爆弾がヲ級の見た最後の光景だった。
晴嵐妖精「命中!命中だ!」
一発の800キロ爆弾はヲ級の頭頂部に直撃し、凄まじいほど爆炎を上げた。残りの二発は至近弾となり、残った三隻に重大な損害を与えている。
装甲の薄い軽空ヌ級は頭部艤装に爆弾の破片がいくつも突き刺さり、更に水中での爆発により船体下部が損傷、浸水が始まっていた。
残ったヲ級も爆風をモロに浴び、弾薬に引火したのか断続的な爆発が起きていた。
晴嵐妖精「奇襲成功!とっととずらかるぞ!」
三機の晴嵐はフロートを切り離し、身軽になると各々の方向へと散っていく。ル級が必死に対空砲火を上げるも既に晴嵐は戦域を離脱した後だった。
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