8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/06(金) 20:54:44.48 ID:1kXODiTCO
兵士「今だ、複数人で取り押さえろ!!」
ダン! ダン!
兵士「あぐ!?」「ああち、あち、あっちゃあ!」
兵士の脚、それと男の銃から煙が伸びている。兵士たちは傷口を抑えて床に転がった。
聖女「うわ、すごい。今の、何か飛ばしたの?」
男「調整された電子流派動だ。神経を強く刺激するが、大きな負傷には至らないだろう」
兵士「さ、下がれ! 対想念防壁まで下がるぞ!」「は、はい!」
男「ところで、足留めを要求してどうするつもりだ。考えがあるのか」
聖女「ぶーぶー。ちゃんと働いてますよーだ。雑談しながら詠唱してるんだよ?」
男「よく分からんな。追撃する」
ダン! ダン!
ぷしゅうううう……
男「なっ?」
男の放った銃弾は、2発とも兵士の前の空間で消失した。焦げ臭い黒煙が立ち昇る。
兵士「対想念防壁、完成しました!」
兵士「よーし、そのまま距離を詰めるんじゃ!」
男「出力を上げ……」
聖女「あー、無駄無駄。あれはパワー勝負には滅法強い、暗号みたいなもんだから」
男「ならば、どうすれば……」
聖女「ヘーキヘーキ! ありがとね、もう充分だよ」
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