過去ログ - 海未「ずっと傍に、いますからね」
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20: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/06(金) 21:32:29.67 ID:vIcbB8m80
とはいえその日の練習はやはりというか、想像通りというか、全然うまくいか
なかった。
海未「真姫、今日は全体的に動きが鈍かったですよ?
もしかして体調でも悪いのですか…?」
21: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/06(金) 21:34:06.60 ID:vIcbB8m80
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
絵里「海未、真姫と何かあったの?」
海未「いえ…まったく身に覚えが…」
22: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/06(金) 21:35:44.83 ID:vIcbB8m80
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学校を出たはいいが、なんだかまっすぐ帰る気にもなれず、近くの公園でボーっと
空を眺めていた。
23: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/06(金) 21:37:19.92 ID:vIcbB8m80
にこ「で、海未となんかあったの?」
ジュースを渡しながらまじめな顔で聞いてくる。
真姫「ありがと…。別に海未とは何もないわよ」
24: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/06(金) 21:39:28.91 ID:vIcbB8m80
ぎゅっ
真姫「!?にこちゃん…?」
にこちゃんが私を抱きしめた。小さい体でもいっぱいに。
25: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/06(金) 21:41:12.73 ID:vIcbB8m80
にこ「こんなときに言うのはルール違反だってわかってた…でも」
にこ「言わないで後悔するなら、全部言ってしまったほうがいいから」
真姫「にこちゃん…」
26: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/06(金) 21:42:15.83 ID:vIcbB8m80
にこ「さ、私は言ったんだから、今度は真姫ちゃんの番よ!」
再びこちらを向いたにこちゃんの目はとても力強かった。
にこ「真姫ちゃん!海未ちゃんに告白してきなさい」
27: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/06(金) 21:43:03.90 ID:vIcbB8m80
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海未「夜のこのあたりは、ずいぶん静かですね…」
夜風にあたって、すこし自分の心を落ち着かせるのに散歩に出ることにしました。
28: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/06(金) 21:44:02.96 ID:vIcbB8m80
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海未母「海未さん、顔色が優れませんけど大丈夫ですか…?」
昨日の様子からか、母が心配そうに顔色をうかがいます。
29: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/06(金) 21:45:24.78 ID:vIcbB8m80
海未「何か私に用があるのでしょう?少し、歩きながら話しましょうか」
無言で真姫はうなずくと、二人で歩き始めた。
海未「……」
30: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/06(金) 21:46:12.96 ID:vIcbB8m80
海未「真姫は…」
ゴクリ、と喉が鳴る。
海未「真姫はにことその…お付き合いしているのですか?」
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