過去ログ - 浅倉威「ドキドキプリキュアのアイちゃんと遊んでみた」【再投稿】
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18:◇BmFm4z6H0[saga]
2014/06/07(土) 19:23:07.38 ID:BlapMVTY0

赤子は助けを求めて、更に泣き叫ぶ。 この生物の連呼するマナが何なのか、浅倉にはどうでもよかった。
そんなことより、この悲鳴をもっと聞きたい。
浅倉は顔を素手で何度も何度も殴りつける。 丸い顔が腫れ、奇妙な赤い風船のようになってゆく様は、浅倉を少なからず楽しませた。
「マニャァァ・・・。マニャア・・・」
魔法も使えなくなった今、最早アイちゃんは救いを求めることしか頭になかった。
泣き叫ぶこともやめ、ひたすら「マナ」と言うだけだった。それが浅倉の興味を削いだ。

「なんだ、もう終わりか・・・」残念そうにつぶやくと、既に機能しなくなった赤子の脚を持ち上げる。
そして、そのまま空中で手を離し、蹴鞠のように宙へと蹴り飛ばした。
「ぎゅぴぃぃぃっ!!」
アイちゃんは膝で蹴飛ばされ、地面へと叩きつけられた。
それでも暴力から一瞬解放されたチャンスを逃すまいと、アイちゃんは泥まみれの背中の羽をはためかせ、ゆっくりと飛ぼうとした。


怪物のような男は追って来なかった。なぜか、紫色の箱みたいな小物を手に持ち、不気味に笑いながらこちらを見つめていた。

とにかく逃げなければ。もう痛いのは嫌だ。マナや亜久里に助けてほしい。

その一心で何とか小さな羽根を動かし、アイちゃんはよろよろと飛んだ。
まるで弱ったハエのような、無様な飛び方だった。



>>16
・・・リュウガ?


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