過去ログ - 浅倉威「ドキドキプリキュアのアイちゃんと遊んでみた」【再投稿】
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◇BmFm4z6H0
[saga]
2014/06/07(土) 19:40:24.32 ID:BlapMVTY0
こいつはなんて楽しいんだ! これまでにない絶叫を聞き、浅倉の心は昂ぶった。
持ち上げていた右腕以外を失い、達磨のようになったアイちゃんを見て、ふと浅倉は思った。
「ぎゅぴ、ぎゅぴぃぃ・・・、いだぁいぃぃっっ・・・!」
確かにアイちゃんの体はボロボロだ。腕を引き抜き、耳を引きちぎり、羽をもぎ取った。だが、まだ足りない。
彼のイライラはスッキリしない。
浅倉にとって、イライラの解消はある意味芸術でもあった。完璧な芸術には完璧な手順が必要だ。その完璧な芸術こそが彼のイライラを解消させるのだ。
浅倉はアイちゃんのボロボロになった顔を見つめた。
まだ壊し足りない部分があった。
浅倉は、アイちゃんのハートをあしらったような髪の毛へと食いついた。食いついたまま、牛が草原の草を噛み千切るように髪の毛を引き抜いた。
次々と髪の毛は千切れ、アイちゃんの髪の毛は一気に体から離れていった。
彼女の表皮に激痛という置き土産を残して。
「ぎゅぴぴいぃぃ!! いだあぁぁぃぃっっっ!! ぎゅぴぃぃぃっ!!ぎゅぴぴいぃぃ!!いだあぁぁいぃっっ!!! いだあぁぁぃぃっっっ!! いだあぁぁぃぃっっっ!! 」
髪の毛を引っこ抜かれ、アイちゃんはより達磨に近づいた。
残された皮膚は、まるで羽根を抜かれたニワトリのようだった。
全身を貫く喪失の苦痛に、アイちゃんは悲鳴をあげる。
「ぎゅぴぴいぃぃ!! ぎゅぴぴいぃぃ!! いだあぁぁぃ、いたあぁぁぃぃっっっ!! いだあぁぁぃぃっっっ!! いだあぁぁぃぃっっっ!! ぎゅぴぴいぃぃ!! ぎゅぴぴいぃぃぃぃっ!! 」
それは、彼のイライラをスッキリさせるには十分だった。
「はぁ・・・」
浅倉は満足げにため息を吐いた。その顔には、最早イライラの影はなかった。
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