131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:02:04.51 ID:kRt0dLOA0
 目が醒めた。 
 見慣れた景色・・・病室のベッドの上。 
 カレンダーを見ると、日付は退院する前――夢? 
  
 いや、夢じゃない。 
132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:02:36.02 ID:kRt0dLOA0
 鹿目さんが苦しんでいる。 
 魔女は倒したのに・・・ 
  
 見ると、鹿目さんのソウルジェムが真っ黒になっている。 
 そのソウルジェムにひびが入り、そこから噴出してきたのは・・・ 
133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:03:12.49 ID:kRt0dLOA0
 杏子『テメェ、一体何なんだ!』 
  
 まどか『さやかちゃん、止めて!私達に気づいて!』 
  
 美樹さんが、魔女化してしまった。 
134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:03:42.40 ID:kRt0dLOA0
 2人では、ワルプルギスの夜には敵わなかった。 
 もう、グリーフシードも力も残ってない。 
 このまま怪物になって、何もかも滅茶苦茶にしちゃおうか?と鹿目さんに言われた。 
 鹿目さんと一緒なら、それも良いと思う・・・ 
  
135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:04:19.72 ID:kRt0dLOA0
 私はもう、誰にも頼らない。 
 全ての魔女は、私が片付ける。 
 まどかには、絶対に戦わせない。 
  
  
136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:04:54.35 ID:kRt0dLOA0
 ダメだ。 
 何度やっても、ワルプルギスに勝てない。 
  
 そして、QBから聞いた恐ろしい事実。 
 まどかの魔法少女としての素質の高さ――その原因は、私にあった。 
137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:05:25.01 ID:kRt0dLOA0
 美樹さんと佐倉さんが死んだ日の夜。 
 まどかが、私の家にやって来た。 
  
 まどか『ワルプルギスの夜、だよね。ずっとここで準備してたの?』 
  
138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:05:53.74 ID:kRt0dLOA0
 まどか『ほむら・・・ちゃん・・・』 
  
 ごめんね。 
 わけ・・・わかんないよね。 
 気持ち悪いよね。 
139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:06:31.07 ID:kRt0dLOA0
 ワルプルギスの夜と相対する。 
 通算これで何度目なのだろう。もう数えるのも止めてしまった。 
 持てる手を全て使い、ワルプルギスを攻撃する。 
  
 でも、私1人では無理だった。 
140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:07:12.02 ID:kRt0dLOA0
 契約し、魔法少女になったまどかは、最強の魔法少女となった。 
 その力は、あのワルプルギスを1撃で倒すほど。 
 でもその後、まどかは最強の魔女へと変貌してしまった。 
  
 QB『さて、僕らのエネルギーのノルマは概ね達成できた。あとは人類の問題だ』 
141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:07:46.86 ID:kRt0dLOA0
 ほむら「こんな所かしらね」ファサァ 
  
 紅茶を飲んで一息つき、長い黒髪をかき上げるほむら。 
 予想の斜め上を行くほむらの話に、再び全員が絶句した。 
  
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