148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:12:30.51 ID:kRt0dLOA0
 巨大なコンサートホールのような部屋。 
 部屋の奥では使い魔と思われる影が演奏を行っており、 
 部屋の中央でそれを聴いている、人魚の魔女。 
  
 それはこちらの姿を見つけたが速いか、巨大な歯車を飛ばして攻撃してきた。 
149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:13:02.44 ID:kRt0dLOA0
 まどか「さやかちゃん!私だよ、まどかだよ!!!」 
  
 桜「さやかちゃん!私達に気づいて!」 
  
 魔法少女達が作った隙を狙い、桜とまどかが魔女へ近づき、呼びかける。 
150:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:13:48.14 ID:kRt0dLOA0
 人魚の魔女の攻撃は激しく、その上一発一発の攻撃がかなり重い。 
 桜の"盾"でも、次第に防ぎきれなくなってきていた。 
  
 小狼「クソッ、このままじゃジリ貧だぞ・・・」 
  
151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:14:24.03 ID:kRt0dLOA0
 小狼「どうした?」 
  
 桜「お願いがあるんだけど・・・私とまどかちゃんの体を、守ってくれない?」 
  
 ほむら「どういう事?」 
152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:15:47.58 ID:kRt0dLOA0
 小狼「"風華招来"!!」 
  
 マミ「させないわ!」 
  
 小狼とマミのリボンの魔法が、魔女の攻撃から2人を守る。 
153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:16:31.15 ID:kRt0dLOA0
 --- 
 -- 
 - 
  
 桜「ここが・・・さやかちゃんの夢の中?」 
154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:16:58.91 ID:kRt0dLOA0
 影『私を、助けに?』 
  
 桜「小狼くんも、マミさんも、ほむらちゃんも、杏子ちゃんも、皆さやかちゃんを助ける為に頑張ってるの! 
 だから・・・」 
  
155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:17:25.29 ID:kRt0dLOA0
 まどか「さやかちゃん、本気で言ってるの?」 
  
 影『言ったでしょ。もちろん本気だよ。だから・・・「ふざけないで!!!」 
  
 バン!と机を両手で叩き、声を張り上げるまどか。 
156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:18:15.57 ID:kRt0dLOA0
 桜「さやかちゃん・・・ごめん」 
  
 パシィン!と。 
 誰もいない教室に、澄んだ音が響き渡る。 
  
157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:18:43.83 ID:kRt0dLOA0
 桜「それなのに"とられた"って何よ!仁美ちゃんはちゃんと、 
 上条君に告白する事を教えてくれたんでしょう!?」 
  
 影『でも、でも!どんな顔して恭介に会えば良かったのよ! 
 私、もう人間じゃなくなってたのに!!』 
158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:19:10.46 ID:kRt0dLOA0
 影『それ、李君も言ってたね・・・』 
  
 桜「うん。この言葉はね。私のいちばんの親友が言ってた事なの」 
  
 まどか「その人、とっても素敵な人なんだね」 
227Res/194.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。