40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:48:49.78 ID:ZCMl8Sjg0
 小狼「とにかく美樹が危ない。急ぎましょう。 
 前衛は暁美が、巴先輩は後衛から暁美の援護、及び鹿目たちの護衛。これでどうですか?」 
  
 ほむら「・・・仕方ないわね。でも、あくまで援護に回る事。いいわね」 
  
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:50:24.96 ID:ZCMl8Sjg0
 やがて最深部に到着すると、そこで待っていたさやかとキュウべぇの姿が見えた。 
 その横から、何やら小さい人形のような物が形成され始めている。 
 恐らく、あれが孵化した"魔女"だろう。 
  
 さやか「遅いよ!ってあれ、なんで転校生がここに!?」 
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:51:04.97 ID:ZCMl8Sjg0
 まどか「ほむらちゃん!?」 
  
 桜「ほむらちゃぁぁぁぁん!!」 
  
 マミ「そんな・・・」 
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:51:58.52 ID:ZCMl8Sjg0
 ほむら「ちょ、まどか!?木之本さんも・・・は、離れ・・・」 
  
 周囲の結界も解除され、普通の景色へと戻る。 
 それで安心しきったのか、まどかと桜が一斉にほむらへと抱きついた。 
  
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:52:41.33 ID:ZCMl8Sjg0
 さやか「あいつ、無口で愛想悪いと思ってたけど・・・案外良い奴なんだね」 
  
 まどか「最近、私に忠告してたのも・・・私たちの為を思ってくれてたからなんだね」 
  
 マミ「そうね。やっぱり、自分の命を捨てても叶えたいことが無い限り、契約はしないほうが良いわ」 
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:53:42.54 ID:ZCMl8Sjg0
 小狼(暁美は、戦う魔女を知っているかのような態度だった。 
 ここで出た魔女は孵化した魔女、つまり1度も出現したことが無いはず。それを何故知っていたんだろうか) 
  
 もしかしたら、暁美の能力によるものかもしれない。 
 予知か、念視か。そういった類のものだろうか。 
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:54:24.15 ID:ZCMl8Sjg0
  
  
  
  
 QB「参ったね」 
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:55:22.45 ID:ZCMl8Sjg0
 病院での戦いから、一夜空けた翌日。 
 見滝原中学校は、いつもと変わらない風景が広がっていた。 
  
 先日、1人の少女が命を落としていた可能性もあったのに。 
 世界は、残酷なまでにいつもと変わらなかった。 
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:56:43.55 ID:ZCMl8Sjg0
 一方のさやかは、幼なじみの見舞いという事で辞退した。 
 聞くところによると、事故で手を怪我してしまい、入院中との事らしい。 
  
 まどか「そうだ、ちょっとあそこのお店覗いていかない?」 
  
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:57:12.19 ID:ZCMl8Sjg0
 まどか「あれって・・・まさか!」 
  
 桜「"魔女の口づけ"・・・!」 
  
 仁美「あら、まどかさん、さくらさん、ごきげんよう」 
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:59:05.25 ID:ZCMl8Sjg0
 携帯電話をかけようとした瞬間、仁美に取り上げられてしまった。 
 公衆電話からかけようにも、マミの番号を覚えている訳ではなかったので、電話することも出来ない。 
  
 そして桜の携帯では、この世界のものではない為、電波が繋がらない。 
  
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