45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:53:42.54 ID:ZCMl8Sjg0
 小狼(暁美は、戦う魔女を知っているかのような態度だった。 
 ここで出た魔女は孵化した魔女、つまり1度も出現したことが無いはず。それを何故知っていたんだろうか) 
  
 もしかしたら、暁美の能力によるものかもしれない。 
 予知か、念視か。そういった類のものだろうか。 
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:54:24.15 ID:ZCMl8Sjg0
  
  
  
  
 QB「参ったね」 
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:55:22.45 ID:ZCMl8Sjg0
 病院での戦いから、一夜空けた翌日。 
 見滝原中学校は、いつもと変わらない風景が広がっていた。 
  
 先日、1人の少女が命を落としていた可能性もあったのに。 
 世界は、残酷なまでにいつもと変わらなかった。 
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:56:43.55 ID:ZCMl8Sjg0
 一方のさやかは、幼なじみの見舞いという事で辞退した。 
 聞くところによると、事故で手を怪我してしまい、入院中との事らしい。 
  
 まどか「そうだ、ちょっとあそこのお店覗いていかない?」 
  
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:57:12.19 ID:ZCMl8Sjg0
 まどか「あれって・・・まさか!」 
  
 桜「"魔女の口づけ"・・・!」 
  
 仁美「あら、まどかさん、さくらさん、ごきげんよう」 
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:59:05.25 ID:ZCMl8Sjg0
 携帯電話をかけようとした瞬間、仁美に取り上げられてしまった。 
 公衆電話からかけようにも、マミの番号を覚えている訳ではなかったので、電話することも出来ない。 
  
 そして桜の携帯では、この世界のものではない為、電波が繋がらない。 
  
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:59:42.43 ID:ZCMl8Sjg0
 男「俺はこんな町工場1つ、満足に切り盛りできなかった・・・ 
 今の時代に俺の居場所なんてないんだ・・・」 
  
 男の呟きに応えるように、集団の中にいた女性が、何かを取り出した。 
  
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:00:29.45 ID:ZCMl8Sjg0
 集団をかいくぐり、バケツを掴むまどか。 
 周囲の人間がそれを阻止しようとするが、桜がボディブローをかまして援護する。 
  
 まどか「えいっ!」 
  
53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:01:46.73 ID:ZCMl8Sjg0
 (BGM:カードキャプターさくら さくらのテーマT) 
  
 ――星の力を秘めし鍵よ 
 ――真の姿を我の前に示せ 
 ――契約の下、さくらが命じる 
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:02:17.39 ID:ZCMl8Sjg0
 桜「よくも私の友達を・・・許さない!"剣"(ソード)!!!」 
  
 星の杖に"剣"が宿り、一振りの剣と姿を変える。 
  
 桜「えぇーーーい!!!」 
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