過去ログ - とある学生の雷神右方-Reincarnation-
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105: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/09/28(日) 23:26:22.31 ID:AWoKgqAC0

出店を回ったり仮装姿で遊んだり。
そんなことをしていると、あっという間に午前中など終わってしまう。
トールとフィアンマは体育館に駆け込み、衣装に着替えた。
リハーサルを行わなければならないので、公演時間よりも早めに到着。

「台詞や動作は大丈夫か?」
「多少はぶっつけ本番だな」

『つぐみのひげの王さま』の衣装の重さに顔をしかめ、トールは軽く答える。
『王女』のため早着替えをせねばならないフィアンマは特殊な衣装に身を包んでいた。
暑い、と言わんばかりの表情だが、通気性は悪くない。

「フィアンマこそ、全部一人でやるんだろ? 台詞は大丈夫か?」
「少し手のひらに書いてある」
「カンニングかよ」

流れだけだから、と言い訳する彼女にトールは小さく笑う。
二人して少し笑ったところで、リハーサルを告げるブザーが鳴った。


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