過去ログ - とある学生の雷神右方-Reincarnation-
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14: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/06/08(日) 21:29:14.01 ID:3KWgdx+c0

転校初日ということで、校内をうろついて探索していた。
そんな折、廊下で今にも倒れてしまいそうな男子生徒を発見し。
放っておける訳もなく、倒れてしまった彼を保健室へ連れて行った。

そんな単純な経緯でトールを助けた、と彼女は語った。
相槌を打ち、トールはシャープペンシルをカチカチと鳴らす。

「苦手な科目とかあんのか?」
「んー? んー……」

かりかり、とノートに数式を書き取り。
彼女は首を傾げ、やんわりと苦笑いし。

「体育、かな?」

勉強系は才能がなくとも何とかなる。
だが、運動はそうはいかない。
誰しも得意スポーツや体格の限界、体力値などが関係する。

「ま、スポーツ少女とは程遠い見た目だしな」
「他の教科成績でカバーせねばなるまい」

こそこそ、と授業中に会話をし、ノートを綴る。
退屈な一時間目、数学の授業はそうして終わった。


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