過去ログ - とある学生の雷神右方-Reincarnation-
1- 20
53: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/07/20(日) 23:37:24.94 ID:NW1KTjiA0

夏休み明けから文化祭の準備は始まる。
文化祭といえば、カフェや劇などの出し物だ。

「はいはーい、メイドカフェが良いと思いまーす」

文化祭に向け、授業のほとんどは出し物決めや準備だ。
冬にスケジュールを詰め込んでいるらしい。
出し物決めで積極的に手を上げたのはウートガルザロキである。
かわいい女の子のミニスカメイド喫茶を提案しているのだった。

「先生、私は劇が良いと思います」

文学部の女子が手を挙げて主張する。
配役はくじで決めましょう、とも。

「そうだなあ……」

当然、教師は悩む。
出来る限り生徒の希望は叶えてやりたい。

「劇をクラス全員で、というには人数が多い。
 半分ずつに分けて、劇とカフェという形にしようか」
「では、まずは希望をとりまーす」

生徒達は立ち上がり、黒板に自分の名前を書いていく。
白線から右が劇、左が喫茶店だ。
女子はミニスカでも慣れているためか、意外にも左に名前を書き込む。
ミニスカ女子と一緒に働きたい男子生徒も左に名前を書き。
演劇部や文学部、人数を考えた男子は右側に名前を書いた。
綺麗に振り分けられていく。この分だと抽選はなさそうである。

「トールはどちらにするんだ?」
「あー………」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
125Res/88.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice