過去ログ - ヒイロ「IS学園。…任務を開始する」 Part IV
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687:名無しNIPPER[saga]
2017/01/16(月) 03:53:59.60 ID:cfwqt4Uf0
〜サンクキングダム リリーナ私室〜

リリーナ「ついにここまで漕ぎつけましたね。」

ノイン「はい。3か月後に執り行われる火星のヴァース帝国『アセイラム・ヴァース・アリューシア第一皇女』の歓迎パレードとリリーナ様との会談の準備は着々と進んでおります。」

リリーナ「地球圏の平和はみなさんのお陰で大分落ち着いたといえるでしょう。だからこそ、火星とも和平を締結させなければならないのです。」

ノイン「当日は、プリベンターの精鋭がリリーナ様の警備を行うことになっています。」

リリーナ「それにはヒイロも含まれているのですか?」

ノイン「残念ながら彼はプリベンターには参加してはくれませんでした。」

リリーナ「そうですか。」

ノイン「ですが御安心ください。彼なら確実に当日はどこかでリリーナ様を守っいてくれるでしょう。」

リリーナ「いえ、そうではないのです。」

ノイン「というと?」

リリーナ「ヒイロとは連絡をとることはできますか?」

ノイン「残念ながら彼の連絡先は私も知らないのです。彼から一方的に連絡がくることはあるのですが」

リリーナ「なんとかヒイロとは連絡とれないでしょうか?」

ノイン「…難しいですね。」

コンコン 

千冬「失礼します。ヒイロと連絡なら私がとれます。」

ノイン「…聞いていたのか。」

千冬「申し訳ありません。たまたま聞こえてしまったので。」

リリーナ「構いません。それで、ヒイロとは連絡はとれるのですか?」

千冬「はい。リリーナ様の護衛として働かせて頂くことになった際にヒイロに懇願したらプライベート回線を教えてくれました。今も週1回は連絡をとっています。彼との約束で誰にも回線を教えることはできませんが」

リリーナ「…。」

ノイン「驚いたな。ヒイロが個人回線を所持しているとは」

千冬「私が懇願したら持ってくれたんです。」

リリーナ「…。」

ノイン「リリーナ様?」

リリーナ「あ、いえ、それでは連絡をお願いできますか?」

千冬「はい。それでなんと伝えれば宜しいですか?」

リリーナ「式典当日は私ではなくアセイラム姫の警護をお願いします。と」

ノイン「リリーナ様宜しいのですか?」

リリーナ「私の方はノインさん達やお兄様もいてくれますし。何よりこの式典においての主役はやはりアセイラム姫です。何かあるとすればそちらでしょう。」

ノイン「確かにそうですが」

リリーナ「ヴァース帝国も一枚岩ではないという話ですし、悲しいことですが中には地球との戦争を望む方もいるでしょう。この式典はそういう意味では開戦の切っ掛けに利用されてもおかしくないと思うのです。そして、そのキーとなるのは地球との和平を望んでいるアセイラム姫でしょう。彼女の身に万が一があってはいけないのです。」

千冬「分かりました。ヒイロに確実に伝えます。」

ノイン「出来れば束博士にも協力をお願いしたいのだが」

千冬「それは大丈夫だと思います。この間連絡がありデュオ・マックスウェルと共に式典には参加すると言っておりましたので。」

ノイン「了解した。それならば心強い。」

リリーナ「どうか皆さん私に力を貸してください。」

ノイン・千冬「はい」






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