過去ログ - もしもあの時綾波レイの怪我が本編より少しだけ軽かったら
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[saga sage]
2014/06/11(水) 01:10:41.58 ID:94/FNOZl0
レイ「あの日、碇くんは突然、この街に呼ばれて、あれに乗った」
トウジ・ケンスケ「えっ?」
レイ「碇くんがあれに乗ったのは、私が乗れなかったから」
トウジ「なっ……」
ケンスケ「って……もしかして、綾波も?」
レイ「私の代わりに乗って……怪我をして帰ってきた」
トウジ・ケンスケ「……」
二人を冷たく見つめるレイ
レイ「碇くんが乗らなければ、私たちは皆、死んでいたわ」
トウジ・ケンスケ「……」
レイ「殴るなら、私を殴ればいい」
トウジ「な、何やと!」
ケンスケ「おい、トウジ――」
シンジ「綾波!!」
レイ「……」
シンジ「ありがとう。もう、いいから」
トウジ・ケンスケ「……」
シンジ「行こう」
レイ「……」
立ち去りかけて、半ば振り返るシンジ
シンジ「ごめん……もっと練習してうまくなるから……」
トウジ・ケンスケ「……」
シンジ「あんなこと、二度と無いようにするから」
トウジとケンスケを残して立ち去るシンジ 続くレイ
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