過去ログ - もしもあの時綾波レイの怪我が本編より少しだけ軽かったら
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(SSL)
[saga sage]
2014/08/10(日) 03:42:19.07 ID:tSFhMuIc0
さばさばとした感じで
レイ「これで知ってる辛さがなくなるわけじゃないけどさ、半分こだよ? これからは」
少し寂しげに微笑むシンジ
シンジ「うん……そうだね」
眼下の校庭、ボール遊びなどしている生徒たち
シンジ「――でも、どうして?」
レイ「何が?」
シンジ「アスカやミサトさんやトウジたちは、前の世界とほとんど同じ感じなのに、綾波はなんで――」
俯くレイ
レイ「羨ましかった……のかな」
シンジ「えっ?」
手を後ろに組んで足元のコンクリートの欠片を上履きの先で弄ぶレイ
レイ「アスカや、ミサトさんが。思ってることを何でも言葉にできて、いつも元気だから」
シンジを振り返り快活に笑うレイ
レイ「あたしは、思ってることの半分も言えなかったし、やっぱ、それじゃだめだよね、って――」
真顔になるシンジ
シンジ「僕は……綾波が無口で嫌だと思ったことなんて、一度もないよ」
レイ「えっ……」
声を失うレイ
シンジ「君自身は、そう思ってなかったのかもしれないけど……あのままの君で、僕は構わなかった」
レイ「……」
シンジ「……」
レイ「そっか、そうだよね……馬鹿みたい、あたし」
困ったように笑うレイ
レイ「あの……もう行くね! 用事が――!」
立ち去ろうとするレイの手首をつかむシンジ
レイ「あ……」
シンジ「――でも、綾波がそうしたかったのなら、これでいい」
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