過去ログ - もしもあの時綾波レイの怪我が本編より少しだけ軽かったら
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga sage]
2014/06/19(木) 01:30:21.95 ID:tHl3DUW10
==== 共同墓地 ====
キイイイイイイィン…
降下してくるVTOL
ゲンドウ「時間だ。先に帰るぞ」
VTOLに向かって歩き始めるゲンドウ
窓際の席に座っているレイ
シンジに気付き、小さく手を振る
少し微笑んで手を振りかえすシンジ
歩み去っていくゲンドウ
後姿を見ているシンジ
シンジ「父さん!」
振り返るゲンドウ
ゲンドウ「……」
シンジ「あの……今日は、うれしかった。父さんと話せて」
ゲンドウ「……そうか」
ユイの墓標の根元で風に揺れている白いユリの花束
上昇するVTOL
踵を返して歩み去るシンジ
墓地の外 青いルノーにもたれて待っているミサト
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==== 相模湾沿岸 第9番停車場 ====
女性オペ『現在、エヴァ弐号機は、相模第一路線を移動中――』
初号機から降りてくるプラグスーツ姿のレイ
トウジ「おう、綾波、お疲れさん」
シンジ「復帰早々、大変だったね」
レイ「ううん、へいき」
最後の一段を飛び降りるレイに手を貸してやるシンジ
ケンスケ「零号機、まだダメなのか?」
シンジ「全身ヤケドみたいなもんだからね……」
リニアで運ばれてくる弐号機
トウジ「ひゃー、赤いんか、弐号機って」
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