19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/13(金) 21:31:00.60 ID:oMXy2irYo
「……っけほ」
彼女の爪が僕の手に刺さったところで、僕の手が彼女から離れた
クールな彼女の額に浮かぶ汗と荒い息使いが、非常に艶めかしい
「……満足、した?」
小さく笑みを湛えて、彼女がそう口にする
僕は自分の手をぐーぱーして、残る感触を確かめて
こくり、と小さく頷きを返した
「……そっか」
彼女は満足そうにそう言ってぽふんとベットに戻ると、すやすやと寝息を立て始めた
そんな彼女の姿を見て、僕は小さく溜息を吐いた
自分の姿を昨日の自分が見たら、一体何と言うだろうか……
……何も言わないだろうな、きっと
僕はもう一度彼女の方を見て、教室へ戻った
40Res/16.55 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。