過去ログ - あの日までボクは、普通だった
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/13(金) 21:51:30.18 ID:oMXy2irYo
異常な関係だという、自覚はあった
だが、彼女の首に手を回す度にそんなことはどうでもよくなって

「……ふふ」

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/13(金) 21:52:25.60 ID:oMXy2irYo
ちょっと休憩

再開未定


22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/06/14(土) 00:22:04.02 ID:Lgk2gz9K0
りょーかい



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/14(土) 01:13:47.78 ID:gznmFIQ8o
はぁ……はぁ……

「……けふ」

今日もまた、彼女に会いに来た
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/14(土) 02:06:33.79 ID:gznmFIQ8o
「……」

……

服の乱れを直し、キミが立ち上がる
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/14(土) 02:17:17.13 ID:gznmFIQ8o
……あれ

教室に、彼女の姿が無い
たったそれだけのことで、ここまで焦燥感を覚えてしまう自分がいる事に気付いたのは
担任が彼女の名を呼んだ時に、めんどくさそうな顔をしたときだ
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/14(土) 02:29:04.91 ID:gznmFIQ8o
「お前、あいつと仲良かったよな?」

教師からプリントを渡された時に言われた一言で
意外と他人の視線と言うのは、感じていないだけであるのだと痛感させられた

以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/14(土) 02:47:21.09 ID:gznmFIQ8o
鍵が開いてなければ、帰ればいい
グッと力を込めると、何の抵抗も無くノブが回る

……不用心だな

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/14(土) 02:49:28.28 ID:gznmFIQ8o
続く


29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/15(日) 01:07:45.99 ID:Vslkpuijo
ほとんど反射的に、僕は飛びかかるようにキミの方へ近づく
キミは驚きもせず、僕をそのまま受け止めて
そのままどすんと床に倒れ込む

「……痛いな」
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/15(日) 01:12:54.15 ID:Vslkpuijo
「突然家まで来るなんて、凄く驚いたよ」

全然驚いていないようにしか聞こえない声で、キミが言う
そうだ、プリントを渡すのが目的だったのだ
僕は鞄を開くために、手を引こうとした
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/15(日) 01:21:05.69 ID:Vslkpuijo
……っ

「……?」

僕は伸ばした腕を、そのまま首の後ろへ回し
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/15(日) 01:33:14.98 ID:Vslkpuijo
「……温かいな」

しみじみと味わうように、キミが小さく呟いて
僕の背中にくるりと、さも当たり前のようにキミの腕が巻きついてきた
ひんやりとした感触が背中に伝わって、だんだんキミの手も温かくなっていく
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/15(日) 02:28:21.76 ID:Vslkpuijo
どのぐらい時間が過ぎただろうか
いや、実際はそこまで経っていないかもしれないが
僕は名残惜しみながらキミから離れると、鞄からプリントを取り出した
少し不満げに僕の方を見ながら、渡されたプリントを眺めると
そのままくしゃりと丸めて、ポンと部屋の端へ放った
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/15(日) 02:29:58.58 ID:Vslkpuijo
続く


35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/16(月) 02:55:38.52 ID:Kcj+csRgo
あのプリントの日から、数日過ぎたが相変わらず学校での僕らに大きな変わりはなく
変わった事と言えば、キミが教室で僕の隣にいる事だろうか
何故保健室通いをしていたのか、結局分からずじまいだったが
別に知る必要もないことだと僕は気にしないことにした

以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/16(月) 03:27:20.19 ID:Kcj+csRgo
「……っふ、う」

……ふぅ

今日も校舎裏で、僕らは行為を重ねる
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/16(月) 03:27:54.79 ID:Kcj+csRgo
終わり


38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/16(月) 19:24:52.49 ID:Vv9hNkSho
おつ


39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/06/16(月) 22:23:00.14 ID:V2+Tqo/K0
しっかり読んでたよ



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/17(火) 15:13:49.19 ID:TX6RUJdSo
おつ


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