過去ログ - 貴音「更になぽりたんを所望します」
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14:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/24(火) 20:24:31.43 ID:xUQiFSvZ0
小鳥「そして食べた人は皆こう思うの……ナポリって何て素晴らしい所だって!
こんな美味しいものを作ったナポリの人はなんて凄いんだって!」
貴音「あっ……あぁ」
小鳥「でも……人はいつか大人になる……ナポリタンがナポリの物でないと知ってしまう
じゃあ、私達が信じていたナポリはどこにあるの!ナポリは……あの素晴らしき町は!
一体どこに……どこに有るんだ……どこに……どこに……どこに!
探して、探して、そこで漸く気付くの……ナポリは……思い出の中にあるんだって」
貴音「あ、ああぁ……」
小鳥「理想のナポリ……素晴らしきナポリ……思い出の……ナポリ。……人の数だけナポリがある。
でも……それは現実にはない仮想のナポリ。勝手な想像〈いめぇじ〉の産物。
そもそもナポリタンは……イタリアとアメリカが結婚し、日本で生まれ育まれた子。
初めから本場など無い永遠のB級グルメ。……でも……だからこそ探求がはじまる。
完全でないからこそ!永遠に未完成だからこそ!其処に調理する人の独創性〈オリジナリティ〉が入る余地がある!
自らの理想とするナポリを……思い出のナポリを……まだ見ぬナポリを生み出すために人は探求することが出来る!
だから人の数だけ調理法が生まれる!個性が生まれる!味が生まれる!
そして人の数だけ…………『ナポリタン』が生まれる!」
貴音「人の数だけなぽりたんが……あ、あぁ……ならばわたくしは」
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