過去ログ - 王様「魔王を打ち倒すべき勇者が倒れたか……」
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2014/06/24(火) 21:53:22.06 ID:Rog79Tq9O
大臣「……どうなさいます、王よ」
王様「まさか旅を半ばにして力尽きるとはな」
大臣「帰還してきた勇者の話では、恐らく幽体の敵であるとの事」
大臣「単独では撃破出来ないのも頷けますな」
王様「困ったものだ」
大臣「どうされます」
王様「我が愛する妻と話し合おう」
王妃「あら、珍しいじゃないですか」
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2
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[saga]
2014/06/24(火) 21:59:33.47 ID:Rog79Tq9O
その夜、王は誰もいなくなった玉座の間で王妃と話をした。
以下略
3
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[sage]
2014/06/25(水) 00:05:48.61 ID:h/jS5SuDO
え?終わり?
4
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2014/06/25(水) 12:33:30.04 ID:1klY7tlFO
王妃「悪いことばかりでは無かったと思いますよ」
王様「何故そう言える」
以下略
5
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[saga]
2014/06/25(水) 12:44:57.22 ID:1klY7tlFO
深夜。
勇者と呼ばれる青年の家に、一人の老人が訪ねる。
以下略
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[saga]
2014/06/25(水) 12:50:36.52 ID:1klY7tlFO
勇者「……」
王様「……」
以下略
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[saga]
2014/06/25(水) 12:59:15.41 ID:1klY7tlFO
王様「っ、どうしたと言うのだ」
勇者「俺……っ、俺…負けちゃいました……!!」
以下略
8
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2014/06/25(水) 13:08:54.65 ID:1klY7tlFO
勇者「グスッ……げほっ、ごめんなさい……どんな処罰も受けます…だから……」
王様「だから、何なのだ」
以下略
9
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2014/06/25(水) 13:14:17.33 ID:1klY7tlFO
王様「勇者よ」
勇者「……はい」
以下略
10
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2014/06/25(水) 13:46:16.11 ID:fkGaxzrrO
いいな、男臭いぜ
11
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2014/06/25(水) 18:20:54.99 ID:DivKQOobO
既に空が白んできた刻。
王が戻った其処には、待ち侘びていた様に微笑む淑女の姿があった。
以下略
12
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[saga]
2014/06/25(水) 18:35:25.61 ID:DivKQOobO
互いに瞳を見合せ、ただ頷くと老夫婦は豪奢な寝室を後にする。
静けさに包まれた城内は白んできた外に照らされ、灰色を思わせる回廊を生み出していた。
以下略
13
:
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[saga]
2014/06/25(水) 18:41:59.72 ID:DivKQOobO
王様「我が何を考えているのか、聞かずに良いのか」
王妃「大方の察しはついています」
以下略
14
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[sage]
2014/06/26(木) 16:29:15.25 ID:UMUW25ZDO
乙
15
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◆M7hSLIKnTI
[sage]
2014/06/26(木) 19:55:47.66 ID:lI7eNIQjO
王様かっけえ
16
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[sage]
2014/06/26(木) 19:57:36.16 ID:lI7eNIQjO
すみません、酉つけっぱで失礼しました
続き待ってます
17
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[saga]
2014/06/27(金) 12:44:35.05 ID:fZDLJGOrO
とある大陸の、西にある王国。
そんな王国で起きた突然の出来事は、その国の王の家臣だけでなく。
以下略
18
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[saga]
2014/06/27(金) 16:00:16.65 ID:zg0zNZNWo
夜が明けてから五刻。
陽が高く照らす中で、とある青年は突如として訪問に来た臣官達に驚いていた。
以下略
19
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2014/06/27(金) 16:10:30.13 ID:zg0zNZNWo
「初めまして、私がこの国の騎士を束ねる者だ」
勇者「……騎士長」
以下略
20
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2014/06/27(金) 21:25:42.24 ID:zg0zNZNWo
ほぼ同刻、深緑の森を踏み締める音が鳴り響く。
西の王国から数里に相当し、南南東の位置にある地。
以下略
21
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[sage]
2014/06/28(土) 00:33:06.73 ID:xF9JuMpDO
乙
国王は陛下、あと第一後継者よりも王位継承権序列一位の方が良いかと
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