40: ◆CW6LlqZOVU[saga]
2014/07/01(火) 23:32:19.74 ID:chPn2cOuO
セシリア「まあ、山田先生ですし・・・」
一夏「一つ、俺の大阪であった話しといたるわ」
セシリア「なんですの?」
一夏「昔、師匠の道場で一番弟子やってんけどな」
セシリア「一夏さんならそのくらい当然でしょうね」
一夏「たまにやけど、交流試合をしによその格闘家が来たりすんねん」
セシリア「ふんふん」
一夏「その時は師匠が留守で俺が一番弟子やからでそういう奴の相手すんねん」
セシリア「・・・」
一夏「背の丈が160後半あるか無いか位のちっちゃいオッサンがその日来よってな、舐めて掛かって試合したんやわ」
セシリア「まさか」
一夏「そのオッサン、師匠の大親友やって、空手の免許皆伝、つまり九段か十段の人でのう、舐めて掛かったことも手伝ってボコボコにされたんやわ」
セシリア「そんなことが・・・」
一夏「もちろん免許皆伝の空手の化身みたいなオッサン相手に舐めようが肚括ろうが勝ち目なかったんやけど、その時俺は相手を舐めて掛かったことを死ぬほど後悔したんや」
セシリア「上には上がおりますわね・・・」
一夏「せやからセシリア、山田センセがしょうもない自滅したからってそれがセンセの実力の底や思ったら痛い目見るで」
セシリア「すみません、わたくしの失言でしたわ」
一夏「まあ、そういうことを俺に教えるために師匠が手配しとってんけど」
セシリア「弟子思いの師匠さんですわね」
一夏「あの人には頭が上がらんわ、機会があればセシリアと箒、後は鈴にも紹介したりたいのう轡木十蔵って先生やねんけど」
セシリア「轡木・・・どこかで聞いたような・・・?」
一夏「珍しい名前やし、大阪でも三本の指に入る達人やからな、海外でも名前売れとるかものう」
セシリア「轡木・・・うーん・・・」ムムムム
一夏「今日はおおきにセシリア、箒呼んで飯行こうや」
セシリア「そうですわね、行きましょう一夏さん」
用務員(轡木十蔵)「織斑君、随分と成長しましたね、さすがは私の一番弟子・・・」ウルウル
食堂
一夏「たこ焼き定食うまいのう」モグモグ
箒「炭水化物と炭水化物だよな?」ズルズル
セシリア「よく食べますわね一夏さん」カチャカチャ
一夏「死ぬほど体動かして死ぬほど食うのがええんや」モグモグ
箒「私も食べる方だがお前ほど入らないぞ」
セシリア「一夏さんを見ていると私まで食欲が湧いてくるのが不思議ですわ」
一夏「食わな体持たんのやから二人とも食うた方がええで」ガツガツ
本音「おりむーおりむー」
一夏「なんやのほほんさん」
本音「そんなに食べて、どうして太らないのー?」
一夏「そら簡単や、箒とか俺みたいに死にもの狂いで運動すんねん、精神論のつもりはないけど、目標を持って鍛錬する奴と目標のない鍛錬する奴は同じメニューの鍛錬でも結果がちゃうからな」
本音「なるほどー」
一夏「女子やから痩せたいとかの気持ちも分かるけど、健康的に痩せとる奴が俺は好きや」
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