過去ログ - 勇者「俺の目的は魔王討伐じゃない」
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5: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:38:39.14 ID:Ip9gb3730
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勇者「ハァハァ先に突っ走った2人は…」
魔物「ハ〜ッハッハ!」
勇者「!」
狩人「いちち、やられちった〜」
戦士「すまねぇ勇者さん…頑張ったんだ俺ら、だけど駄目だった!」
勇者(くっそ弱ぇ…)
魔物「人間は大人しく魔王様の奴隷となるのだ!しかし我らに歯向かう者は、見せしめに殺してやるわーっ!」
勇者(とっとと殺ってくれ、とっとと)
魔物「…ムッ!?」ピタッ
狩人「…!?」
勇者「どうしたんだお前達!?」
戦士「わからねぇんだ勇者さん!だけど不思議だよこの感じ…!まるで…まるで、奴らの動きが止まったように見えるんだ!俺は、時間を超越したのかな!」
勇者「いや、お前に言ったんじゃなくてな…あとまるでじゃなくて、止まったんだよ動きが」
呪術師「ぶゎ〜か♪お前達みたいな雑魚…」
勇者「!?」
>呪術師の手からは不気味な光が発せられ、よく見るとその光は魔物の体を覆っていた。
呪術師「動きを止めるなんて赤子の手を千切るより簡単なんだよおおォォォ!アーッハッハッハ、このまま呪い殺してやろうかああぁぁ!」ゴオオォォ
魔物「ひいいぃぃ!?」
勇者「待て、俺がやる…」(無駄に苦しめそうで、気の毒だ…)
呪術師「ゆ、勇者様///」キュン
勇者(顔を赤らめるな、顔を!)
勇者「我と契約し魔剣よ…今こそ、その力を我に!」ゴォッ
魔物「!?」
>勇者が抜いた剣は、神々しく光を放っていた
勇者「邪(よこしま)なる者よ、苦しむことなく、我が剣に…斬(ざん)ッ!」シュバァーッ
>勇者が剣を振るったと同時、魔物は剣の光に包まれ――
狩人「消えた〜…」
勇者「フン、手応えもない」
戦士「勇者さん!すまねぇ、俺たちが不甲斐ないばかりに…だけど俺、負けないから!絶対もう、負けないからっ!」
勇者「黙れ負け犬」
呪術師「勇者様ぁ…一生着いていくわぁ」ニタァ
勇者(こいつの呪術だけは本物のようだし…今日は逃げるのを諦めよう)グッタリ
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