過去ログ - 梓「ムギ先輩は私のこと好きですか?」
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13: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:17:14.95 ID:nDPL8fUg0
冷たいお茶を飲みながら、部室でしばし談笑。
話したのは、休日の過ごし方、友達のこと、律先輩のオデコのこと。

ふと、話題が途切れる。

以下略



14: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:17:57.39 ID:nDPL8fUg0
そっと触れる程度のキスの後、すぐ唇を離した先輩は「勘違いじゃないよね」と呟いた。
「勘違いなわけないです」と返すと、舌で私の唇を抉じ開けた。

突然のことで頭が真っ白になった私のことなどお構いなしで、ムギ先輩は私を愛しはじめた。
舌は生き物のように私の口内で暴れまわり、涎が2人の口から滴り落ちる。
以下略



15: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:19:46.70 ID:nDPL8fUg0
私が十分に濡れたのを見計らい、先輩は唇を離した。
2人の息は荒い。
十分な酸素を補給した後、今度は私のほうからキスをした。
再び舌を絡めながら、ムギ先輩の指で…私は達した。

以下略



16: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:20:49.27 ID:nDPL8fUg0
愛の告白も、高校生らしい葛藤もないまま、私とムギ先輩の関係がはじまった。
と言っても、特に何か変わったわけではない。
たまに2人で遊びに行くようになった程度である。
学校生活でも、部活でも、身の振り方を変えるようなことはしなかった。

以下略



17: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:21:33.82 ID:nDPL8fUg0
一緒にいるうちに、どんどん先輩について理解していった。
ムギ先輩は、誰かを助けることに喜びを感じる。

それは例えばお茶を入れることだったり。
あるいは唯先輩の面倒を見ることだったり。
以下略



18: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:22:37.47 ID:nDPL8fUg0
ある日。
私達はホテルにいた。

お互いに下着姿になった後、私はムギ先輩を押し倒した。
先輩はニコニコしている。
以下略



19: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:23:17.53 ID:nDPL8fUg0

-紬



以下略



20: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:24:15.64 ID:nDPL8fUg0
サッと血の気が引いていくのがわかりました。

梓ちゃんの瞳が急に怖くなって、目を逸らして。

それでもいたたまれなくなって、体を横に反らして…。
以下略



21: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:25:04.33 ID:nDPL8fUg0
私はベッドの隅で泣きました。
弁解のしようもなくて。
謝罪する気力さえなくて。

ただ無責任に泣き続けました。
以下略



22: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:26:21.27 ID:nDPL8fUg0
家に帰って、1人になって。
もう一度泣きました。
一頻り泣いた後、恋について考えました。

恋すると「ときめく」そうです。
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